商品名の由来

「伯方の塩」という名前にした由来

「伯方って、どこ?」「この字、何と読むの?」「九州のはかた(博多)?」と今でも聞かれる地名―「伯方」。

創業当時から、なかなか正しく読んでもらう事の出来なかった「伯方の塩」。 この読み難い商品名が付けられたのは、次のような理由だったのです。

愛媛県「伯方島」は、瀬戸内海を渡る「西瀬戸自動車道(愛称:しまなみ海道)」の愛媛・今治側より2つ目に位置する島です。伯方島では19世紀初頭から塩田がつくられ、製塩業が盛んでした。

しかし、1971(昭和46)年4月に成立した「塩業近代化臨時措置法」は、塩田を全廃させイオン交換膜製塩に切り替えて、私たち日本人が永年親しんできた塩田塩をなくしてしまうという内容でした。

それに対し、消費者であった松山市在住の有志が、世界で初めてのイオン交換膜製塩(塩化ナトリウム99%以上)に疑問をもち、当時伯方島に残っていた3カ所の流下式塩田の存続運動(自然塩存続運動)に立ち上がりました。

その結果、塩田を残すことは叶いませんでしたが、「自然塩(塩田製塩)を残そう」という消費者運動がきっかけとなり、伯方島で特殊用塩として生産できるようになりました。そして、この「伯方の塩」という名は伯方島の塩田を復活したいという願いの象徴となってつけられたものであり、登録商標なのです。


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