殻つきなのに黄身まで味がついている“ゆでたまご”!?

ツルツルっとゆでたまごの殻を剥き、ハムッと一口噛むと……しっとりとした食感の黄身。ん?殻の表面にはまったく塩が付いていないのに、黄身までほど良い塩味が?不・思・議~。
日本人は世界の中でも卵好きな民族だそうな。私も卵は毎日のように食べていますが、この“ゆでたまご”はほかと違う!ロングセラー商品として人気の『味付き半熟ゆでたまご』。
そこで、行ってまいりました、イセデリカ株式会社 竜ヶ崎工場。ここでは、「セブン-イレブン」で販売している「セブンプレミアム」商品の一つ、「味付き半熟 ゆでたまご」をつくっています。
この商品は東北~九州の約1万5千店舗のセブン-イレブンで販売しており、 15年以上のヒット商品。購入者はリピーターがほとんどというのも特徴。なぜなら、“一度食べたらヤミツキになるおいしさ”だから。凝ったものは毎日食べると飽きるけれど、シンプルなものほど飽きない。だから、美味しいものを求める、というところでしょうか。
“塩”は長い間、「伯方の塩」を使っていただいています。その理由として、「伯方の塩」と組み合わせた味が良かったからと。
卵を取り出した後の容器を覗いてみると…ありました!「伯方の塩」の名前が(写真参照)。

パッケージデザインはもちろん、味や、ゆで具合も頻繁に見直しを図っていると伺いました。いろんな塩を集めて目隠しテストで食べ比べたり、使用する塩も見直してみたこともあったようですが、半熟ゆでたまごとの相性は塩味が尖り過ぎない「伯方の塩」が一番良かった、ということで現在も採用していただいております。かなり、嬉しいです!
現在の『セブンプレミアム』シリーズでリニューアルされてからも、さらに上のランクの味や食感を目指して日々努力していると。巷では、“たまご料理は半熟”がブーム。ゆでたまごも半熟度合を一定にするのが難しいようです。
塩味は薄すぎても、濃すぎても美味しくないですよね。このゆでたまごは、白身と黄身にほど良い塩加減がついているんです。

たまごは新鮮さと○○が重要

たまごの黄身の色・味・栄養成分は餌で決まると聞きました。イセデリカさんのたまごを産む親鶏は、ヒナの時期から管理。マリーゴールドやハーブなどが入った植物性の飼料で育ち、きれいな水と良い環境で育った親鶏から生まれたたまごはコクと旨みがあり、臭みがない、と。トレーサビリティーがはっきりとしているのが強みですね。そして、徹底した温度管理のもとで毎日、自社グループ農場から直送された卵なので“安心・安全”につながっています。

徹底した衛生管理

驚いたのが徹底した衛生管理です。私が工場を訪れると出入り口で体温測定。37℃以上の人は要検査。専用の洗剤で毎日の手洗い、うがいはもちろん、月1回は全社員の検便検査や鼻前庭(びぜんてい)検査で鼻口周辺の菌を調べています。
その徹底した衛生管理がされた工場内で調理される半熟ゆでたまごなのです。

なぜ、たまごの中までほど良く塩味が付くのか?

卵の殻には目に見えない小さな穴が数千個空いています。 ゆでたての卵を熱いうちに冷たい飽和食塩水につけこむことで浸透圧により、その穴から塩気が入り味がつきます。工場ではこの工程を短時間でできるように、圧力を併用して 「塩味付きゆでたまご」を作っています。この味を出すのがイセデリカの技術なんですね。

家庭でも、この“半熟ゆでたまご”を作ることは出来るのでしょうか?
イセデリカさんに教わった作り方にチャレンジしました。
「塩水でゆでて熱いうちに冷たい飽和食塩水に入れて一晩」
…2回、作ってみましたが思うような塩味にはなりませんでした。やはり長年の研究には、ちょっとやそっとでは敵わないですね。また、リベンジしてみます。

イセデリカ株式会社 http://www.isedelica.co.jp/

イセデリカ株式会社
所在地
 茨城県龍ケ崎市馴馬町

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